AIエージェントのManusが長らく設けていたウェイトリストを廃止し、誰もが即時アクセスして無料クレジットをもらえるようになりました。
これまでは、Manusを利用するためにはあらかじめウェイトリストに登録して、アクセスできるようになるまでの承認を待たなければならず、私たちが活用例を紹介しても一部の人しか利用できない状態にありました。
しかし、今回のアップデートでウェイトリストが廃止されたことにより、誰でもすぐにManusを試せるようになったほか、無料プランでもクレジットが一定数配布されるようになったことで、Manus利用へのハードルが一気に下がりました。

具体的にどれだけクレジットを無料プランでももらえるかというと、
初回ログイン時のボーナスとして、全ユーザーに一度きり1,000クレジットボーナスが付与されます。
さらに太っ腹なのが、デイリーリフレッシュとして毎日1タスク無料(300クレジット付与)が付与されるとのこと。
実際に、こはくのAIエージェントバイブル『ラフテル』をお持ちの方はお分かりかと思いますが、Manusに与えるタスクの内容によって消費するクレジット数は大きく幅があり、クレジットの節約方法も重要なポイントになっていますが、毎日1タスク与えられるようになり、クレジット消費に対する心理的な負担感はだいぶ軽減されることと思います。
但し注意点としては、「無料のデイリータスククレジットは深夜0時に更新され、繰り越しはできません」ということと、300クレジット以上を消費するような重いタスクについては残クレジット数が足りない場合に完了できない可能性があるということ。
貯蓄のようにクレジットが溜まっていくわけではないので注意してください。
ですから、しっかりManusを活用したい人は、無料プラン以外の課金プランにアップグレードすることをオススメするのは変わりません。

Manusの評価額も5倍に
実はこのアップデートに先立って、Manusの親会社である蝴蝶効応(Butterfly Effect)は、<シリコンバレーの投資機関であるBenchmark Capitalの主導で新たに7500万ドル(約110億円)の出資を受けた>(『36Kr Japan』 5/8 https://36kr.jp/345983/ より)ことが明らかになっています。
出典元の情報を鑑みると、この出資を受けたことにより、サーバーの処理能力不足などを補うことが見込めたことから、260万人以上いたウェイトリストの廃止に踏み切ることができたのだろうと思いますが、同時にこの出資を受けたことによって、Manusの親会社はこれまでの5倍となる5億ドルの評価額を得たということです。
また、日本で新たな拠点の開設を準備していることは、先日東京で行われたManusイベントのレポートにも書いた通りで、今回の資金調達が後押しすることになるかもしれません。
いずれにせよ、Manusは日本市場のみならず、中国以外の西側諸国でもサービスを展開するための足掛かりを築こうとしており、高額な処理コストを回収するだけの課金ユーザーを獲得するために市場に合わせたセキュリティ対策やデータセンターなどの設置を含めて、より利用しやすいツールへと進化していることがうかがえます。
まだManusを利用していない人は今回をきっかけにぜひアクセスしてみてください。
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