ChatGPTといえばテキスト生成を活用して議事録をまとめたり、リサーチを整理したり、ブログ記事の執筆をしたり、便利な使い方がたくさんあります。
DALL-E3という画像生成機能を使うと、日本語でイメージしたものを指示するだけで、簡単に画像も作ってくれます。
活用法は様々ありますが、王道とは言えないものの何気に便利な使い方を紹介します。
ファイル形式の変換
PDFファイルをJPGに変換したいときどうしてますか?
私の場合はAdobeに課金しているのであまり困ることはないのですが、そうでない方はたいていWeb上にある無料の変換ツールを使いますよね。
かなり優秀なものとしては、
https://www.ilovepdf.com/ja
この「I love PDF」が有名です。
でも、「I love PDFがサーバーダウンしちゃった!」
まあそんなことはあまりないと思うのですが、ChatGPTでもできちゃうんですね。


ちなみにPNGにも変換できます。
動画ファイルも変換できます。例えば、mp4→gifなど。

右側がgifです。これもChatGPTで変換できました。
白黒写真のカラー化
白黒写真をカラー化できるツールは以前にも紹介しましたが(過去記事をチェック!)、ChatGPTでも頑張ればできないことはないです。
ただ、精度の点からでいうとそこまでなのですが、ITの知識がちょっと深まりますので、興味のある方は是非試してみてください。
私が使った方法は、以下のファイルをChatGPTに読み込ませて処理をして貰う方法。
DALL-E3が使えるGPT-4oで行ったほうが良いですかね。
私が使った方法は以下のファイルをまず読み込ませるところからです。
★ colorization_deploy_v2.prototxt
→ ネットワークの構造を定義するCaffeのプロトテキストファイル
以下のURLにアクセスしてダウンロード
★ colorization_release_v2.caffemodel
→ 学習済みの重みを含むCaffeモデル
以下のURLにアクセスしてダウンロード
https://storage.openvinotoolkit.org/repositories/datumaro/models/colorization/
リスト内の colorization_release_v2.caffemodel をクリックしてダウンロードしてください。
★ pts_in_hull.npy
→ カラー化に必要なクラスセンター情報(色の再現に重要)
以下のURLにアクセスしてダウンロード
https://github.com/junyanz/interactive-deep-colorization/blob/master/data/color_bins/pts_in_hull.npy


中には失敗するものもあります。


うまくはいきませんでしたが、かなり試行錯誤してくれました。


ChatGPTが言う通り、より適切で自然なカラー化を行うためには、最新のディープラーニングモデル(DeOldify や InstColorization)を使用する方が良いとのことです。
というか、無料のツールがあるのでそれを使ってしまえば終わりなのですが、ChatGPTの活用可能性は色々あるよということで紹介してみました。