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ChatGPT タスク機能の概要と使い方

タスク機能は、ChatGPTに対話形式でルーティーンタスクの依頼を行うと自動的に処理してくれて、アカウントに登録しているメールアドレス宛に通知してくれる機能です。
例えば特定のテーマに対する情報収集の結果を毎朝10時に通知してもらうようにすることも可能なため、ChatGPTにできることであれば、事前に頼んでおけば毎回ユーザーがプロンプトを実行しなくても大丈夫ということになるわけです。

目次

タスク機能とは

新しい機能「Tasks(タスク)」のベータ版は、ChatGPTに特定の時間に何かを実行してもらうことができるという便利なもの。

例えば、「毎朝9時にアメリカンジョークを教えてほしい」や「12月1日に免許証の期限が切れるので、その1か月前に思い出させて」といった依頼を、あらかじめ設定できます。この機能は、ChatGPTの有料プラン(Plus、Pro、Team)を利用しているユーザーが対象で、スマホやパソコンから簡単に使えるようになっています。

タスクを設定するには、ChatGPTのモデル選択画面で「スケジュールされたタスクGPT-4o」を選び、普通のチャットのように指示を入力するだけです(詳細はこの章の後にも紹介)。設定したタスクはプロフィールメニューの「タスク」から確認したり、変更したりできます。

今のところ、タスクは最大10件まで登録可能。ただし、少し複雑なスケジュール、例えば「平日は午前7時、週末は午前10時に通知」といった設定にはまだ対応していません。それでも、「毎日天気予報を教えて」や「特定の日のリマインダー」といった基本的な使い方にはとても便利です。

将来的には、この機能は無料ユーザーにも提供される予定とのこと。ぜひ、スケジュール管理やリマインダーとして試してみてほしい機能です。

カテゴリ詳細
機能名Tasks
発表日2025年1月14日(米国時間)
対象ユーザーChatGPT Plus、Pro、Teamプランのユーザー(ベータ版)
対応プラットフォームWeb、iOS、Android、macOS
主な機能・リマインダー設定
・定期的なタスクのスケジュール
・指定時間でのプロンプト実行
タスクの設定方法1.モデルピッカーから「スケジュールされたタスクGPT-4o」を選択
2.通常のプロンプト形式で指示を入力
タスク管理方法・プロフィールメニューの「タスク」から編集・削除可能
・チャット内で直接変更可能
登録可能なタスク数最大10件
主な使用例・毎朝のニュース通知
・毎日のパーソナライズされたワークアウト提案
・将来の予定のリマインダー
など
制限事項複雑なスケジュール設定(例:平日は午前7時、週末は午前10時)は未対応
今後の展望無料ユーザーを含むすべてのユーザーへの公開予定(具体的な時期は未定)
他AIとの違いChatGPTの大規模言語モデルを活用した柔軟なタスク管理(例:情報収集や複雑な依頼への対応)

使い方

ChatGPTを開いてチャット画面の左上にあるモデル選択のところをクリック

するとその中に「スケジュールされたタスクがあるGPT-4o(ベータ版)」というのがあります。これをクリックしましょう。

すると通常のチャット画面と同じですが、左上のモデル名は「ChatGPT タスク」となっています。

では早速、何かを依頼してみましょう。
「昼の14時に、最新のAIニュースの要約を5件通知してください。
要約は記事一件当たり、内容を一連の文章で要約したものと、表形式で整理したものの2つを用意してください。」
という依頼をしてみました。
これで、14時になったら最新AIニュースの要約がメールに通知されるはずです。

「Send AI news summary」の部分をクリックすると、タスクの設定内容が詳しく見れます。

スケジュール設定が「繰り返さない」となっています。今日だけのタスクで良ければこれでいいのですが、毎日通知を受け取りたい場合は、どの頻度で通知してもらうかスケジュール設定を変更しましょう。

デスクトップ通知を有効にしたい場合は、プロンプト入力欄の上に出てくるポップアップで「許可する」をクリックしましょう。

Chromeを利用している人で、「許可する」をクリックしても「ブラウザーの設定を変更してください」などと許可設定ができなかった場合は、この記事の後ろのほうで解説しています。

実行結果

さて、さきほど依頼した最新AIニュースを5件取得し、要約と表形式での整理をするというタスク、うまくできているでしょうか。
メールには通知がきています。

さて、メッセージを表示すると次のようになっていました。

最後のニュース記事だけ表形式での整理がうまくいきませんでしたが、他の記事についてはだいたいうまくいったかと思います。

とまあこんな感じで、タスクをプロンプト経由で依頼しておけば、自動的に実行してくれるというものでした。

外部ツールと連携するとどのようなことができるのかや、エクセルとかとも連携すると便利だなぁと思いました。

デスクトップ通知の許可(Chromeの設定変更方法)

Chromeの設定画面にいきます。その中の「プライバシーとセキュリティ」をクリック。

「サイトの設定」をクリックします。

さらにその中にある「通知」をクリック

その中に、「追加」ボタンがありますので、そこにChatGPTのURLを貼り付けます。

「https://chatgpt.com」を貼り付けて「追加」。↓

設定内にある通知を「許可する」に変更して完了です。これでデスクトップ通知を許可することができました。

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