THE AI TIME
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生成AIの実務への導入を考える:自治体の利用状況から
企業での生成AIの導入は大企業を中心に着々と進みつつある昨今、中小企業においても生産性の向上のために生成AIを活用したいと考える経営者の方も多いのではないでしょうか。大企業の場合、資本もあり設備投資の一環として生成AIをカスタマイズして導入す... -
o3-mini登場:推論能力は?【フェルミ推定・因果関係・クリティカルシンキング】
o3-miniと呼ばれるOpenAIのモデルが利用可能となりました。ChatGPTにすでにログインしていて、まだモデル選択にo3-miniの表示が無い方は、ログインしなおすと改善されたりします。さて、o3-miniはいわゆる「推論能力」に優れたモデルで、推論能力の強化と... -
AIは発明者になれない:特許を取れるのは人間だけ?
2025年1月30日、新聞記事で「『AIは特許の発明者』認めず 知財高裁『発明者は人に限られる』」(毎日新聞・菅野蘭・2025-1-30)という記事がありました。これは知財高裁がAIを発明者として認めない判断をしたという内容のものです。アメリカに住む原告(... -
ChatGPTの文字化け解消:グラフに日本語を反映するには?
ChatGPTではAdvanced Data Analysisと言って、Pythonをつかった様々なデータ解析が可能です。代表例で言うと、売り上げを記載したエクセルファイルやCSVファイルをChatGPTにアップロードして、棒グラフなどでデータを可視化してもらうというようなことがで... -
「DeepSeek」の注意点:中国の世論を代弁する生成AI
浙江省杭州市に拠点を置く杭州深度求索人工智能基础技术研究有限公司。この会社が「DeepSeek」を生み出しました。ChatGPTのように使える生成AI「DeepSeek」はモデルの一つである「R1」のモデル訓練費用が約600万ドルで、OpenAIのGPT-4が約7,800万ドル、... -
Claudeの「Citations」機能。出典を渡すと引用して生成
https://www.anthropic.com/news/introducing-citations-apiより 2025年1月23日に発表された「Citations」機能。日本語で言うと「引用」機能ということなのだが、利用方法についてはAPI経由での利用となり、初心者にはなかなか骨の折れる作業となります。... -
AI検索エンジンFeloの「Notionに保存」機能が便利
Feloは、2024年に日本のAIスタートアップ「Sparticle株式会社」が開発した次世代AI検索エンジンです。リリースから1か月で15万人以上が登録しており、多くの注目を集めているツールで、自然言語処理とインターネット検索を組み合わせ、瞬時に的確かつ分か... -
OpenAIのエージェント「Operator」リリース近い?
このところ複数の情報源によってOpenAIのAIエージェントとなる「Operator」の開発者向けリリースが2025年1月中に行われるのでは、との報道がなされています。最近よく耳にするAIエージェントとはいったいどういうものなのか、「Operator」はどういうものに... -
ChatGPTのパーソナライズ機能:「おしゃべり」「励まし」「懐疑的」
OpenAI社は1月17日にとあるカスタマイズ機能を発表しました。それが「ユーザーに必要な役割や口調」をChatGPTに与えるというもの。簡単に言うと、ChatGPTの応答を「おしゃべり」な感じにするのか、「励まし」が軸となるようにするのか、「懐疑的」な対話を... -
ChatGPT「o3 mini」リリース間近⁉ サム・アルトマンが示唆
「o3-miniのテストを行ってくださった外部の安全性研究者の皆さん、ありがとうございます。私たちは現在、バージョンを最終決定し、リリースプロセスを開始しました。約2週間後には出荷を予定しています。また、フィードバックを受けて、APIとChatGPTを同...